仕事のパフォーマンスを向上させるためには、自己管理能力の1つ「健康管理」は欠かせません。そのためには、必要な栄養を摂取することがとても大切であり、そのバランスもとても重要です。必要とされる栄養素にはそれぞれ役割があり、ビタミンだけ、タンパク質だけ、など偏った栄養の摂り方では本来の力を発揮できないためです。
年齢や性別、職業による運動量によって差はありますが、1日に必要なエネルギーは2200キロカロリー前後であると言われています。カロリーだけを見て食べるのであれば容易いのですが、栄養面を考えながらとなるとそうはいきません。
主食と主菜と副菜、そこへ更に乳製品や果物を加えることで、炭水化物やビタミン類、ミネラル、タンパク質、脂質、そして食物繊維がバランスよく摂取できる利用的な食事となります。最近では、炭水化物は糖質が多いと避けられがちですが、食物繊維も含まれているため腸内環境を整えるためには大切なものです。どんなに大切な栄養素でも、偏って摂りすぎては体に良くないので、その点に気をつけましょう。
もしも何種類もの食事を取る時間がない場合でも、食事を抜くのは避けましょう。欠食によって脳が働くためのブドウ糖が不足するなどして、集中力がもたなくなり仕事に影響が出てしまいます。
そのような時は、パッと食べられるおにぎりがおすすめです。コンビニなどで売られている雑穀や麦が使われた具入りのおにぎりであれば、様々な栄養を一気に摂ることができます。一緒にサラダやカットフルーツも食べると、よりバランスの良い食事となり、おすすめです。
いつまでも心身が健康で仕事ができるように、バランスを意識した食事を心がけていきましょう。